中国のICO禁止によるビットコイン暴落
昨日より非常にビットコインを含む各種仮想通貨の価格が暴落している状況です。
8月後半には約56万まで上昇したビットコインですが、今現在は約44万円と20%ほど暴落している状況です。
この要因としては『中国のICOの禁止』これが非常に重くのしかかっている状況ではないでしょうか。
これ以外にも現在北朝鮮などの外交問題もあるとは思いますが、今までの傾向ですと北朝鮮が何かしらの動きがあると為替等の変動がどうなるか分からないことからビットコインのような仮想通貨への資金の流入が見込まれ価格は上昇する傾向にありましたが、今回はそう言った動きがみられず非常に苦しい状況になっています。
また、ここから価格が上昇するのか?まだまだ暴落が続いていくのか?
ここが焦点になってくるのではないでしょうか!
まずはICOとは何か?
・・・ICOとはInitial Coin Offeringの略になります。
・・・一般的にはクラウドセールと呼ばれるものになります。
ではこのクラウドセールとはどういったことか?
・・・独自トークンと呼ばれている仮想通貨を発行し、それを販売し資金を集め新たなシステム開発や研究費に充てるというものです。
新しく仮想通貨を作り、販売して資金を調達し、また新たなところに事業投資しよう!ということです。
株式市場の新規上場(IPO)と一緒です。
ではこれを買う人には何かメリットがあるのか?
・・・ビットコインもそうでしたが最初に発行さっるときの価値はほとんどありません。
この通貨が消費や機関投資家などの需要を得ることで価値が高まっていきます。
その為、新たに発行した仮想通貨が何のために作られどういったビジョンがあるかなどを理解し購入することをおすすめいたします。
しかし、発行当初は価値がなくてもビットコインのように需要が上がることで現在のような値動きを見せビットコイン発行当時は1ビットコインの価値は約0.09円ほどといわれてましたが10年程度で約50万円まで上昇しているので価値あるビジョンを打ち出している仮想通貨は第2のビットコインになる可能性は秘めているので購入者にもメリットはあると言えます。
ではなぜ中国はこれを規制したのでしょう?
最たる理由は中国でICOが活発になりすぎたために、政府側としてもリスクコントロールがきかない状況になってしまったのが一番大きいです。
日本国内でも行われていると耳にしたりしますがこのICOは販売段階で購入者をネット広告などやセミナーなどで集め資金を集めた後に居なくなってしまうといった詐欺に悪用されるケースが出てきており、そういった懸念などからも今回のような動きになったのではないかと推測しています。
また、著名人などでも最近ビットコイン関連で問題になっていましたが、非常にマネーゲームと化している部分が大多数を占めてきてしまい、2017年度今現在の段階でもICO分野に中国人の方のお金だけで約39億ドル、日本円にして約4000億円が流れ込んでいるといわれております。
そういった問題により今回の動きが禁止されました。
その為、中国人のマネーが市場から消えていくことを懸念し今回のようなビットコインを含む仮想通貨の暴落につながったとされています。
しかし、禁止しているのは何も今回が初めてでなくシンガポールなどはすでに禁止しており、今回に関しても一時的な混乱による下落であると考えられ、今後、ビットコインの価格が上がらないかというとそんなことはない!と考えています。
一時的にリスクコントロールするために中国サイドのマネーをコントロールし、ICOに対しての危険性や国民の安心感をもたらす非常にいい施策ではないかと推測しています。
特に今回はSNSでは
『ビットコインは終わった!』
『ビットコインの暴落が止まらない』
などの書き込みを多数見かけますが、2017年の1月時にはまだビットコイン価格は10万円以下です。
そこから8か月で約500%上昇していることを考えると今現在の20%の暴落は果たして本当に暴落に入るのでしょうか?
逆にこの20%下落している今が仕込み時のチャンスではないかと考えています。
もしまだビットコインを買うための口座をお持ちでない方は下記リンクに現在のビットコイン開設のためのおすすめ口座を比較していますのでご参考に!